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暢気眼鏡の日々

京都市在住のイラストレーター、ナカガワ暢の日記です。

笑の大学

私は「物語」が、大好きです。
笑いの大学小

映画・舞台・小説…。
数え切れないほどたくさんの物語に心奪われてきました。

そんな私の大好きな物語の1つ。
三谷幸喜氏作・舞台版「笑の大学」を紹介したいなと思います。

<物語> 戦時体制時代。笑ったことがない厳格な検閲官(西村雅彦)は
、上演不許可の判を押し続けていた。
喜劇座付き作家(近藤芳正)にも「このままでは上演不許可だ」と言い渡す。
台本から笑いを排除しようとする検閲官と笑いを忍ばせようとする作家の戦いが始まった…。



私はこの物語を高校の頃、兄が録画していたビデオでみました。
何度も何度も笑い、そして、最後には、感動してオイオイ泣きました。
一部屋でくり広げられる2人芝居が
私の心をわしづかみにして、その後
数え切れないくらいこの舞台を(ビデオでだけど)観ました。

検閲官は喜劇作家に何度も何度も書き直しを命じる。
そして喜劇作家はそのたびに書き直しをし、
かつ、前回より必ず、おもしろい台本に仕上げてくるのです。
喜劇作家は仲間内では、検閲官の言いなりになりやがってと
ひどい仕打ちも受けます。
それでも彼はただひたすら、おもろいものを描き、ただ戦うのです。

三谷幸喜氏もTVドラマの脚本を作るうえでたくさんの制約があったと
どこかで読みました。でも彼はその制約をうけて尚、物語をさらに面白く
造り上げていったんじゃないか。この座付き作家・椿のように。

私はこの舞台を観てから、架空の人物である(モデルになった方はいるそうだけど)
椿の心意気に心酔するようになりました。

依頼を受けて絵を描く私は、依頼してくださる方と絵の方向性が
一致しないことも多々あります。
そんな時。
自分らしさを貫きつつ、依頼してくださる方の求めるものを描く。
コレが私の目指す、仕事スタイルです。
もちろん、あくまで、私の目指す仕事スタイルであって、
人に流されない、唯我独尊的表現者もかっこいいとは思うんですよ。
でも私は椿さんみたいになりたいなと思います。
おっと。無論、私に絵を頼んでくれはる方には感謝感激アメアラレで
検閲官と一緒にしてるわけではないのです。
ただ、この「椿さん」はわたしが迷うとき、
ヒントを与えてくれる私の中にいる大事なヒーローなのです。

あー。願わくば、この舞台を実際に見てみたいものだ。
でも、舞台やライブはなまもの。
観にいけなかった、というこの悔しさも
良さの1つなんですよね。
コマッタコトニ。

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  1. 2013/01/19(土) 13:00:37|
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