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暢気眼鏡の日々

京都市在住のイラストレーター、ナカガワ暢の日記です。

北欧より美しきピアニスト来たる

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ああ。なんてことだ。
もう新年がしっかり明けてしまった。
あんなこと、こんなこと。
まだ全然できてないではないか。
ああ。わたしのわたしの、アッホタレー!!
と、俄かにあせり、どたばたのここ最近。
そんななか、北欧のピアニスト、
Magnus Hjorth(マグネス・ヨルト)氏の
のピアノトリオを聴きに、神戸まで行って参りました。

私の大好きな洋館。グッゲンハイム邸が会場。
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だけど、正直、この日は、会場に居ても、心は家の机に置き忘れたまま。
頭の中では、絵のこととか、個展のこととかで、とっちらかっていました。

やがて演奏がはじまり、ぐちゃぐちゃのあたまのなかに
伸びやかな音がすっと沁みこんでくる。
ぐちゃぐちゃだった頭が、ぱっと真っ白になり目の前の世界でいっぱいになる。

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時に力強く、でも時に、涙が出るほど、繊細でやさしい音を奏でる、Magnus氏。

マグナスのピアノと戯れるように自由奔放に奏でる、
椎名林檎さんとのお仕事でも忙しい鳥越啓介氏のベース。

聴けば聴くほど、魅了される、相変わらずに心地いい池長一美氏のドラムス。

夜の海の、美しく、でも、ちょっと怖い、そんな音や
冬の朝の布団のぬくもりのような、音。

いろんな音が、このうえなく、心地いい。
是非聴いてほしいすばらしい音、でした。

もちろん私はこっそりドローイング。
音にあわせて踊るような気分。
ぐふ。最近は、私のドローイングをほめてくださる方も居て。
私も、調子に乗って、相手かまわず、見せびらかしたりしてますが(アホ)
でも、まあ。
わたしにとって、ドローイングは感動を留めるための
日記のようなものです。

そしてこの日もたくさんの感動を
留めることができました。

いやあ。音楽ってホント、いいですねえ(水野晴郎調)

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上品だけど、とっても身近に感じることもできる、そんな、音…。
んんんん…。
私のつたない文章では、音のよさは伝わらないでしょうが、
Magnus Hjorth氏
ぜひチェックください。
ほかにも主催のCloudにはすばらしいArtist、たくさんいはります。
ぜひ、cloudのサイトもご覧くださいね。

いい音に囲まれて生きることができる。
ありがたいことです。
皆さんにもいい音がおとずれますように。

■ ■ ■ ■ ■ ■

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忙しい。
といいつつ。

今から、陰陽師 蒼猴ノ巻を読もうと思います。

この本のあとがきには、夢枕獏さんが、
あの下鴨神社での朗読会(こちらもcloudさんの企画でした)でくくったハラのお話が書かれてまして。

スタッフの一人として参加した、あの月の美しかった夜が、片隅につづられた本。
イヒヒヒ。ようこそ、わたしのもとへ。

というわけで。

アッホタレーのワタクシ。
お仕事を下さってる感謝感謝の皆さまに三行半突きつけられたら困るので、
ちょっとずつ読み進めることにします。(獏さんと安倍晴明さん。あんまり、誘惑しないでね)

では、みなさま。
ただいま、巷は風邪が大流行とのこと。
ことわざの通り、私はぴんぴんしていますが(なんか悔しい)、
どうかご自愛くださいね!

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  1. 2014/01/18(土) 00:30:53|
  2. ライブなのだ!
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宝島




みなさま。
明けましておめでとうございます。
え?明けすぎ?
…しょっぱなから暢気でごめんなさい。

みなさんは、お正月、どのように過ごされましたか?
私はというと、たくさん寝て、たくさん食べて、たくさん本を読みました。
お正月っていいなあ。

さて。
何冊か読んだ本の中の一冊。
宝島 R.J.スティーブンソン。

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実家で見つけて、なんだか読みたくなって。
児童文学といえど、全456ページの大作。
息もつかせぬスリリングな話の展開に
ワクワクし通しで、半日がかりであっという間に
読みほしてしまいました。
にしても。
人が殺されるわ殺されるわ。
しまいにゃ幼い主人公は「死体を見てもなんとも思わなくなっていた」
って、いいのか。ジドウブンガクとして。
などと、大人目線のツマラン事もおもったりしつつ。
そんなリアルな描写があったからゾクゾクワクワク私たちの心を
わしづかみにするんですよねえ。

でも今回いちばん感動したのは実はあとがき。
この宝島がどうして生まれたかを書いていたんです。

作者スティーブンソンはバツイチ子持ちの女性に恋をし、
いろいろな苦難を超え、結婚します。
そして連れ子のロイドの描いた一枚の島の地図を見て、
この物語「宝島」を思いつくのです。
スティーブンソンが息子ロイドのためだけに紡いだささやかな物語。
そんな物語が今日まで続く児童文学の名作になったなんてなんだかとっても素敵ですよね。

■ ■ ■ ■ ■ ■

私は子供の頃から本をよく読みました。

これには訳があって。

母の面白英才教育の一環で
「読書マラソン」というのがありました。

本を読み終わると「読書マラソンノート」にタイトルとページの総数を書きます。
       ↓
読み終わった本の総ページ数をその都度足していきます。
       ↓
ずうっとページを足していき、一万ページに達したら。
何でも好きな本を3冊買ってくれるのです。

これがまたまた。
1万ページというのがなかなか遠い道のりで。
図書館に通っては本を借りて、読み漁りました。
シャーロックホームズ、足長おじさん、船乗りクプクプ…、そしてもちろん宝島。
見る見る本を読むのが大好きになっていったのでした。
いまでは京都古書研究会さんとまでお仕事させていただいていて
どっぷり本の世界にはまっている私。
その原点は、あの読書マラソンだったのかもしれませんね。

■ ■ ■ ■ ■ ■

宝島

さあ行こう 夢にみた島へと
波を越えて 風にのって 海へでよう
行く手には みんなまだ知らない
ふしぎな 昼と夜とが 待って いるだろう
いつも信じよう まごころを
勇気をむねに すすもうよ
ただひとつの あこがれだけは
どこのだれにも 消せはしないさ


■ ■ ■ ■ ■ ■

冒頭のyoutubeのアニメ「宝島」も大好きだったんですよねえ。
ってまたまた、新年早々、だらだら書いてしまいました。
こんな私ですが
今年もよろしくお願いします!


  1. 2014/01/09(木) 23:57:04|
  2. 暢気な日々なのだ
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